鯵の押寿しの変遷

大正2年4月発売開始の大船軒鯵の押寿しの掛け紙の変遷をお楽しみください。

大正期(大正7年頃)のお志すし掛け紙。15銭でした。
その後大正15年25銭に値上げされた。
この写真は価格改定後の物で大正15年の物と思われる。
(絵柄と三浦半島の地図が時代を感じさせます。)
大船軒の鯵の押寿しは大正2年の発売開始。

昭和3年12月13日午前10時調整の小鯵のお志寿し 25銭
湘南スケッチシリーズ

昭和初期頃のおし寿しの掛け紙。
鯵の押寿しは25銭。
(大正時代に比べてシンプルなデザインになっています。)

昭和15年(1940年)戦時中の食糧統制の為一時販売中止になる。
昭和16年(1941年)日米開戦

昭和27年頃か?
戦後間もなくの鯵の押寿し掛け紙。
鯵の押寿し販売価格70円。
(物不足の影響か短冊になっていました。)

昭和34年(1959年)当時の掛け紙。
鯵の押寿し販売価格80円
(併売していた商品名が一緒に印刷されています。)

昭和39年(1964年)東京オリンピック開催。

昭和41年(1967年)国際観光年キャンペーン協賛時の掛け紙
(当時150円で販売していました。)

昭和45年(1970年)国鉄のディスカバージャパンキャンペーン協賛掛け紙。
鯵の押寿し販売価格200円。
大阪万博開催の年でした。

昭和46年(1971年)4月大船駅橋上化で開業。
昭和47年(1972年)新幹線岡山開業。

昭和49年(1974年)当時の掛け紙
(300円で販売していました。)

昭和50年1975年新幹線博多開業。

昭和52年(1977年)時の掛け紙。
国鉄の一枚の切符からキャンペーン協賛掛け紙。350円。

昭和53年(1978年)いい日旅立ちDISCOVERJAPAN2キャンペーン開始。
昭和55年(1980年)いい旅チャレンジ2000Kmキャンペーン開始。
昭和62年(1987年)10月国鉄民営化でJRとなる。

平成元年(1989年)時の掛け紙。
12貫入1000円の押寿し。
エキゾチックジャパンのキャンペーン協賛掛け紙。

平成11年(1999年)時の掛け紙。700円。
LOOK EASTキャンペーン

平成13年(2001年)時の掛け紙。850円。

平成15年(2003年)
JR西日本DISCOVERWESTいい日旅立ち西へキャンペーン。

平成19年(2007年)時の掛け紙。960円

2012年7月1日掛け紙からスリーブタイプに変更
同時に8貫入りとなり960円