昭和初期のイラストシリーズ

昭和初期の大船軒のおべんとうやお寿司・サンドウイッチ掛け紙で湘南スケッチと題して鎌倉周辺の風景をスケッチしたものをシリーズで特集していました。
昭和3年から6年にかけての掛け紙資料がお客様のご提供により見つかりましたので公開いたします。

昭和3年10月17日午前7時調整の上等御弁当 35銭の掛け紙

湘南スケッチ其の一
『保土ヶ谷関』の春風景
藁葺の家屋が時代を感じさせます。

昭和3年12月13日午前10時調整の小鯵のお志寿し 25銭

湘南スケッチ其の四
地引網?を引いている当時の漁師の風俗がよく判ります。
押寿しを当時はお志寿しと書いていたのですね。

昭和3年10月3日午後1時調整のサンドウイッチ

湘南スケッチ其の三
国道藤沢付近の松
スケッチ以外も全部手書きの掛け紙で味がありますね。

昭和5年4月9日午前9時調整の御弁当 30銭

湘南スケッチ其の五
鶴岡八幡宮の灯篭を墨絵で書いています。

昭和5年7月11日午前10時調整の御弁当

湘南スケッチ其の八
由比ヶ浜の海水浴風景、掛け紙も夏らしい色使いです。

昭和6年3月16日午前10時調整の鯛めし 35銭

湘南スケッチ其の十
七里ヶ浜の地引網風景を鯛めしの掛け紙に載せています。